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「夜、爪を切ってはいけなく・・・な~い」って友達が言うんですけど。

子どもの頃、夜に爪を切ると親の死に目に会えないと言われたことがあります。

なんで~?って思いながらも、やっぱり切るのはやめていました。

でも、昼間は学校に遊びに忙しく、どうしても気づくと夜・・・。

学校で、爪の検査がある日の朝、慌てて切ってみたり。

 

厳しい担任の先生だったこともあり、生徒たちは戦々恐々。

当時の小学生は、結構な割合で夜に爪を切ってはいけないという

迷信を信じていたと思います。

 

そんな中、クラスのみんなを驚かせたお友達の家の風習がありました。

今となってはうろ覚えなのですが、

「ネコの爪を切ってます」と言ってから切るというもの。

なんでも、それを言わないで切ろうとすると、

おばあちゃんが「何の爪?」と聞いてくるそう。

 

そう、今自分が切っているのは自分の爪じゃないよ~と

言っているのでしょうが一体誰に向かっての宣言だったのでしょうね。

そんな疑問が浮かび、当時私たちが導き出した結論は・・・、

親の死に目に合わせなくできるような者に、そんな嘘は通用しないということでした。

今は、インターネットの時代。

猫の爪以外にも、もっと安心して切ることができる

最強のおまじないがないかな~と調べてみました。

・犬の爪 猫の爪

・夜切る爪は何の爪?猫の爪

・なんのつめ、たかのつめ

・猫の爪切る×3

・牛の爪

・だれの爪切るの?猫の爪。どこに捨てるの?竹藪に

などなど。

まあ、どれも似た感じでしょうか。

夜に爪を夜に爪を切ってはいけない理由は、

昔は夜は暗く、十分な光源を確保できなかったため、

暗い中で爪を切っては危ないからという説。

(爪切りではなく小刀切っていたとありますが、

昼間でも怖いですよね・・・)

子供が切った爪を夜中に母親が踏んでしまい、

その傷が元で亡くなったところからという説。

昔はいろり端で爪を切ることも多く、

その爪が火の中に入ると異臭がすること。

(火葬場の臭いを思い起こさせるのだとか)

また、爪や髪は古くから神聖なものとされており、

焼く行為によってその者の霊魂を抹殺するから。

夜爪から、世を詰める(寿命が縮む)という説など、

だんだんと親の死に目に会えないどころではない話になってきました。

大人になってから、夜切ってしまうこともあったのですが、

しばらくはまた昼間に切ることになりそうです。

中学時代の反抗期?、

母親の小言をうるさく感じたときなどに、

わざと親の前で夜に爪を切ったことがあります。

「死ぬときなんか、会いに行ってあげないんだから~」

っていう意思表明だったのですが、

あれ、ちゃんと伝わってたのかな・・・。

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