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閉店の音楽?あの蛍の光は、蛍の光じゃなかったって話。

今日のニュースで、え、え、え~っ!?となったニュースを耳にしました。
最近、日本にも外国人の方が増えましたよね。
そこで、思わぬ現象にお店の方が苦労されているみたいなんです。
それは・・・。

あの、「蛍の光」です。
閉店間際にお店に飛び込んだとき、あの音楽が流れてくるとソワソワ。
急いでお目当てのものを探し、そそくさとお店を後にするのが日本人。
今までは、それでよかったようなのですが・・・。

外国の方は、「蛍の光」 ≠ 帰ってねのメッセージ 
そろそろ閉店の時刻とは全く思わないそう。
どこの国だか忘れてしまったけれど、やはり卒業式の曲だそうで、
どうしてこんな悲しい曲を流すんだろうと思っていたみたい。

もっとも、アメリカやイギリスでは、詩の意味が日本とは違い、
旧友と再会し昔を偲びつつ杯をあげようというもの。
大晦日やカウントダウンで年が明けた瞬間に歌われるそうです。

(もともとは、「Auld Lang Syne」(オールド・ラング・サイン)というスコットランド民謡。
この四拍子の曲を 三拍子に編曲したものが「別れのワルツ」。
実は、閉店間際に流れる曲は、「蛍の光」ではなく、「別れのワルツ」なんだそうです。
そういえば~、閉店の曲は三拍子ですね~。

スコットランドからの移民が多いアメリカで、
1940年の映画「哀愁」の中で「「Auld Lang Syne」を流し大ヒットしたのだけれど、
レコード化したくても音源が日本にはない。
そこで、日本人が採譜・編曲?し、「別れのワルツ」が誕生したというわけ。

小学校の卒業式のときに、こういう歴史、一言教えてくれればいいのにね。
絶対、あれは「蛍の光」だと思っている日本人の方が多いよね、ね、ねっ。

というわけで、閉店間際に「蛍の光」、いえ、
「別れのワルツ」をかけても外国人の方には効力がないので、
曲を流すのをやめてしまったお店も現れている模様。
曲を流しても、同時に閉店のお知らせをアナウンスするとか、
みなさん、苦労されているようです。

日本の常識は、世界の非常識ですね^^
日本の多様化、こんなところでも気づかされます。

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